2016.06.21

ReBit主催「キャリアカフェ」ってどんな感じ?

「はたらく」を軸に、飲む・食べる・語らう。

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これまで5回開催されてきた「キャリアカフェ」。今月24日には第6回目が行われます。(第6回キャリアカフェの詳細はこちらのリンクをご覧ください

学生から大人まで年齢を問わず、そしてセクシュアリティも問わずに参加できるこのキャリアカフェとは、一体どんなものなのでしょう?
この記事で、第5回キャリアカフェの写真を交えてご紹介したいと思います。

 

キャリアカフェのおおまかな主旨は、飲み物とお菓子が用意されたテーブルで、お茶をしながらLGBTのキャリアについての情報・意見の交換をすることです。

 

ここが日本初!LGBTキャリア情報センター

会場となるのは若松河田駅より徒歩5分 、エールプラザ戸山台というマンションの301号室。
ここはReBit発、日本で初めてのLGBTキャリア情報センターです。

 

キャリア情報センターとは、
LGBTの就活や就労についての情報交換・発信のための拠点です。
学生、就活生、社会人、自立就労支援者、教育関係者、企業関係者など、立場を限定せず、定期的にLGBTのキャリアについての情報交換を実施します。

 

 

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年齢やセクシュアリティの垣根を越えて、話したいことを話せる場所

これまでキャリアカフェに参加された方々は、10代から50代〜まで。年齢不問なので何歳でも参加できます。

本キャリアカフェで特徴的なのは、どの年齢、どんなセクシュアリティの方も気兼ねなく質問をしたり、意見や経験談を話していること。

 

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「私は今まで何回か転職をして、カミングアウトをした職場もしなかった職場もあるんですけど…」

 

「トランスの人と同性愛の人がカミングアウトする理由や、相手の反応ってどう違うんでしょうか?」

 

「福利厚生で同性のパートナーを家族として認めるのか、とか、制服は男女で分けられるのかとか、そういうことを面接で聞きたいんだけど、聞いたらカミングアウトにならざるをえないって場合もあるよね。」

 

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「今就活中です。私は女性ですが、結婚や出産は考えていません。でも女性というだけで、結婚後も仕事を続けるかどうかや産休のことをいきなり話されます。皆さんの職場ではどうですか?」

 

「自分はトランスなんだと思った時に、『男として働くのか?女として働くのか?』っていう選択肢が立ちはだかっちゃって。でも最近『自分のやりたいようにやればいいんだ』っていうシンプルな答えにたどり着きました。」

 

「うちの職場は学歴も国籍も色々なので、『目に見えない事情もそれぞれあって当たり前だよね』みたいな空気があります。」

 

〝自分らしくはたらきたい〟すべての人へ

様々な話題が飛び交ったキャリアカフェの後、ゲストとしてキャリアカウンセリングを行っているキャリアカウンセラー/臨床心理士の大賀一樹さんは以下のように語りました。

 

「皆さんのお話を聞いて『これってLGBTだけの問題じゃないな』と感じることが多いんです。
例えば、トランスの人がレディースとメンズどちらのスーツを着ようか悩む声をよく耳にしますが、そういった世の中にあるジェンダー規範をアライの人も感じているはずですし、履歴書に書けなかった事情を職場に伝えるべきかどうかはLGBTじゃない人も悩みうると思います。
だから、こういったことを考える時間や場所は『自分らしく働きたい』と思っているすべての人に必要なんじゃないかなって、そう思いました。」

 

(角 亜維子)

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